飯島企画業務日誌

『承認欲求の呪縛』太田肇

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『承認欲求の呪縛』太田肇
おはようございます☀️
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ショッキングなニュースを耳にしました。
十代の死亡率で病気、事故、その他を抑えて初めて自殺が一位に成ったそうです…
SNSによる外から見えない限られた空間による悲劇。
一人を貶めようとする集団意識の中で、現代の若者は評価されているが当人達は無意識で行う。
ここには精神的格差が若者の中に存在しているのではないだろうか?
以前「ゆとり世代」をご報告しましたが、その世代のヤンチャな若者が「承認欲求」に呪縛しています。
手軽に出来るSNSの使い方を理解せず、彼らは単純に仲間内で行っている感覚でいるが、その中の仲間が面白がって拡散し社会的な問題となった。
そして中高年の「引きこもり」も60万人を越えていると言う、内閣府の調査結果が新しい社会問題とした、ここには「8050 」問題も絡み80代の高齢の親が、収入の無い50代の子供の生活を支えると言う貧困生活に陥り相談出来る相手がいなくて家族が孤立している。

限られた若者と中高年はこの本『承認欲求の呪縛』に少なからずの影響を疑わずにいられません。
日本社会が歪んでいます、人は誰でも何らかの不具合を抱えている、それを隠せるか、隠せないかで在るだけで
「承認欲求」「自制心」「自閉」「依存性」「自己効力感」その他の精神は人間、個々のバランスで保持している。
なぜ限られた十代、中高年に社会的に大きな欠如が生じているのでしょうか。
中高年はリストラ等から社会から離脱し立ち直れない。親に頼って閉じ籠る。
急速的な社会、技術発展に人間身体(精神)が追い付いつけず突き放されいるのでしょう?
身体の準備が出来ないまま「便利」を無意識に試用している「AI」と呼ばれる人工知能の世界も飛躍を続けています。
今やAI相互で知能を作り上げていると言う、プログラマーにもどうなっているのか解らないと言う事実が起きている。
人工知能がお互いに育て上げている事が人間には理解できないと言うのです。
それが進み今では「人間に理解できる」と言うプログラムまで追加したと言う。
そうAIは人間には理解出来ない所まで進歩してしまっているようです。 
その発展に人間身体の最大のオートシステム機能である「自立神経」が疲れまくって破壊されている。
スマホを覗きながら歩くさまを観ていると、スマホに操作され歩いている「ラジコン」のように見える奇怪なさまです。
ブルーライトがどうだとか言いながら、ブルーライトカットの眼鏡まで購入してそれを続行する。
もの言えぬ幼子にも「ぐずらない」を理由に与え、又やらねば良いSNS等を気にして自分の位置を確認したがり呪縛に陥る。

人生100年時代と言われ出していますが、この社会現象を捉える限り団塊の世代以降の寿命は下がるのではないか?
勿論、医療技術の進歩により「死なない」医療は考えうることですが、健康寿命は停滞または下降するのではないかと感じてしまいます。

戦争を経験した、又その近くで貧しい思いをし立ち上がった人々と、「体験」をしていない人間は肌感覚で解らないものです。
「死を目の前で体験し」爆音、地響と共に猛火の匂いを嗅いだ人と、それを「聞いた人」では大差ではないでしょうか?
「 生きる力」(精神)が違う、残念ながら戦争であれ震災であれ言葉では受け告げられない。
映像も只観るだけでは風化とは、仕方の無い事なのか、
悲しくも人間はそれを繰り返してしまう、「体験」が全てであり。
「承認欲求」はバランスで、それがどちらかに片寄り不具合が現れている、現代の状況下に生活している以上、免れない事であっても責めて知識(本)を養い。
無用な情報過多の中から必要な情報を選び出す、私達はそろそろ片寄った世界の中からバランスの良い世界に出ていく準備をする覚悟が必要なのでわないでしょうか?<15621271364884893758210929301339.png>
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