飯島企画業務日誌

『50歳からの孤独入門』齊藤孝

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おはようございます☀️

 

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本著は50歳を迎える男性に送るもので、後悔や喪失の不安と、いかに折り合いをつけられるか?どのように受け止めれば良いか?
人生100年時代と言われ、50歳は人生後半戦という覚悟が迫られる年齢だそうですが、半分かどうかは別として、思い通りにならない年齢で、自分の健康や親の介護の心配も増えて来る。
前に、ご紹介した「覚悟の決め方」に準じた人生観の保ち方でしょうか。
思い出に浸る事、好きなことを突き詰める事、時間をかけて人生を楽しむこと。
嫉妬というマイナス感情が大きくなり、他人が信じられなくなり、孤独になり、死が怖くなる、と言う刺激は求めない。
それよりも大切なのは「退屈との付き合い方」退屈を我慢することでは無く、退屈(孤独)と馴染むこと。
「美」や「知識」に触れることで、映画や展覧会、綺麗な風景を見に行くのも自分の心に奥行きを作れるでしょう。
本は一人で読むものですから、その時間は孤独でなければ読めませんね。
「人生の通信簿」が50歳になると自身に送られるそうです。自分自身が積み上げて来た結果(現状)ですよ、と。
過去の失敗を修復しようと試みるよりは、一種の自然災害として受け入れたほうがよい場合もある。
世間の事が少しずつ解って来る年齢なのだから。ガツガツせず、人と比べず、心穏やかに生きていくのが良い。
50代に生じる心の大きなうねりをコントロールし導こうとする、著者「齊藤孝さん」の心構えを、「そう言う考え方もあるんだな~」と全てでは無くとも自分に取り入られるものは参考とさせて頂こうと思いました。

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