飯島企画業務日誌

『この詞何の曲?』

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おはようございます😌

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『この詞何の曲?』
この曲名は、ギリシャ語であり、教会で、「主への呼びかけ」するミサの前半部の前
に歌われる「憐れみの賛歌」なんですね。それで、そのお祈りの際に、発せられる言葉とは「神よ 我を救い給え」ってな感じなんです。
80年代半ばって言うのは、日本はバブルの真っただ中、アメリカは、深刻な不景気に見舞われ、その様な混沌とした時代からか、なぜか不倫に関わる曲が流行りました。ホイットニー・ヒューストンの 「Saving All My Love For You」とか、スティービー・ワンダーの「Part-Time Lover」や、クライマックスの「I Miss You」と言う様な曲です。また、当時アメリカでは物質文明から魂を解放し、東洋やヨガから学び自然に回帰して癒されると言う様なニューカルチャーが生まれていましたね。それで、その時代に環境音楽ともいうべき”喜多郎”のサウンドなんかが、多く受け入れられるようになっていったんですね。そのようなな時代の中だったので「神よ!」ってな感じの曲が、妙に受けちゃったのかもしれませんね。人間て、辛い時って「あ~、神様~」ってなってしまいがちですものね。この曲を作ったアーティストですが、父親が聖歌隊の隊長で、母親も聖歌隊に加入しているなど、生まれ育った環境からも、この様な曲が生まれる部分はあったのではと想像されますが、でも、彼はこの楽曲についてこの様に語っています。
「この言葉には強い力があるように思うんだ、この曲の元にあるのは祈り、でも別に、ここでクリスチャンの教えがどうのこうのと言うつもりなんかなくて、ただ瞑想して宇宙を感じて、そうした世界に比べたら自分の考えや行動って、なんてちっぽけなんだって思えて、そんなフィーリングを歌にしてるんだ、そうすれば、大きなパワーが得られる、みたいなね」
≪和訳≫
[Verse 1]
主よ、お恵みを!主よご慈悲を!主よ

風がこの山腹に強く吹き付け 海を越え 僕の魂にまで吹き込んでくる
隠れようのないところまで吹き込んでくる そして 僕の足を歩むべき道の上に立たせる

たくさんの思い出を抱えた僕の心は老いてるけど 体は宝石のような炎で燃えている
魂と肉体の間にあるどこかで 僕は再び自分を見つけ出す

[Hook]
主よ、慈悲を与えたまえ! 僕が歩むべき道の向こうで 主よ、慈悲を与えたまえ! 夜の暗闇を通り抜けて
主よ、慈悲を与えたまえ! 僕の行く先に伴って 主よ、慈悲を与えたまえ! 道を光で灯してほしい

[Verse 2]
若かった頃 歳をとることについて考えた 僕の人生にどんな意味があるかって
選ばれた道を進めばいいのか それとも 自分が望む道を進むべきか

[Hook]
[Bridge]
(間奏)
[Hook] ×3

こちらです→https://youtu.be/-qt0t2XoYVE

引用文献
和訳https://blog.mryogaku.com/kyrie-mr-mister/ 『洋楽は解説聞けば好きになる 【解説・和訳】Kyrie / Mr. ミスター 2021.2.14 8:00』
解説http://ogataro.blog.fc2.com/blog-entry-66.html?sp 『気まぐれ洋楽和訳Kyrie / キリエ (Mr. Mister / Mr.ミスター) 1986 2021.2.14 7:37
画像https://biz.trans-suite.jp/27666 『「グレゴリオ聖歌」とは何か?歌詞の特徴や「キリエ」の意味も解説TRANS.Biz 2021.2.14 8:12』
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