飯島企画業務日誌

『バカの壁』養老孟司

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おはようございます☀️
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『バカの壁』養老孟司
見えない「壁」がわかると世の中が見えて、気が楽になる。
話せばわかるなんて大ウソ!そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。
異なる者同志,何故話が通じないのか?といった壁について様々な切り口で養老さんが語る内容です。
「バカ」とは一元論で壁の内側しか見えてない者を指すようです。
意識と無意識、 無意識を感じるのが、意識して何かを選んだり行動の中で起こります。
無意識の世界が現実の意識で中に有ると言うことで養老さんの言う「バカの壁」とは 有って当然なのではないか。
人は誰でも思考には限界がある。それは「わかること」の意味を誤解し、現実世界の中で「正解」を唯一絶対的な存在に求めるがゆえに人々の中に壁を築いて思考を停止してしまうことに起因する。また、情報は変化するが人間は一生変わることが無いと「あべこべ」を信じ自分自身にない個性を求めるあまり、周りが見えなくなり人の気持ちを慮ることもできなくなっている。情報に溢れ多様化の進む今だからこそ、他人のことが分からなくて生きて行けるわけがない。
「年齢の違い」「立場」「専門分野」「文化」等々ただ解らないから知らないではなく
聞く耳を持つ事と相手の事を考えながら話しが出来れば良いのではないでしょうか。
知っているの意味は体験していないが、その情報は知っているだけでは無く
体験しそのものの見方であったり感じる事です。
自分も少なからず「バカ」である瞬間を過ごし無知の知を知り、自身のバカの壁を自覚しよう。
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