飯島企画業務日誌

『メガフロートシティー』①

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(画像の引用先は画像内に記載されています)
『メガフロートシティー』①
国連が発表した大胆な水上浮遊都市プロジェクト。巨大ハリケーンや気候変動(海面上昇)にも耐えうる構造。
水上に築かれた都市が、気候変動におびやかされた人類を救うかもしれない。
これは、国連がラウンド・テーブル会議でさらなる検討を呼びかけたアイデアで、海面の上昇にあわせて建物も上昇する巨大浮遊都市構造プロジェクトです。
国連事務次長は次のように述べています。
「フローティングシティは、海面の上昇にあわせて建物も上昇する。こうして気候の変化に対応するのだ。都市全体を一から作り上げれば、気候に対して中立となるように設計することもできるだろう。電力のニーズをまかなうために、豊富な風と水を使うことだってできる。」
プロジェクトの建築家であるビャルケ・インゲルス氏が描くビジョンは、それぞれ300人が暮らせる1万8000平米の六角形プラットフォームを組み合わせ、1万人が暮らすと言うもの。
プラットフォーム6枚で1つの村とし、6つの村で1つの都市とする。建物は、浮島には必須となる安定性を維持するために4~7階建てとなる。
都市で持続可能な生活を営むために、海底にオーシャンファームが作られ、水は空気から抽出することが念頭に置かれている。そして目標として掲げられているのは、排出ゼロの都市だ。オーシャンファームによって完全な自給自足を実現するのである。
廃棄物や水のリサイクルといった最重要のメリットは、フローティングシティだけでなくとも、陸上の生活にも応用できる。フローティングシティは海岸から1.6キロほどの水面に浮かべられ、鎖で係留される。したがって、必要に応じて移動させることも可能です。
娯楽、宗教、文化といった活動のためのプラットフォームも想定されており、「たんなる水の世界ではなく、成功を重ねながら成長する人類の新しい形の生息環境」を生み出すよう構想が練られているようです。
「この構想が今ほど必要とされる時代もないだろう。」国連ハビタットの事務局長は、「フローティングシティは、可能性のあるソリューションの1つ」と話し、温暖化によって強いられる都市の過密化に対する有効な手立てであるとメディアに説明しています。
またインゲルス氏によれば、2050年までに世界の大都市10ヶ所のうち9ヶ所までが海面の上昇にさらされることになるという――「海が運命であるならば、それは私たちの未来でもあるかもしれない。」
2018年は記録史上4番目に暑い年だった。更なる気候変動が地球に到来すると予測されてる今、大胆な変化が早急に求められているのかもしれません。
現代人は根本を見直すより、現況を乗り越えようと言う判断に動き出しています。
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