飯島企画業務日誌

『外環道トンネル新設工事の掘削土を5.5kmにおよぶ長大コンベヤで搬出』

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おはようございます😊

 

 

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(画像の引用は、画像内に記載されています。)
『外環道トンネル新設工事の掘削土を5.5kmにおよぶ長大コンベヤで搬出』
本線上および供用中の街路上を一部使用して設置

外環下、松ノ木島交差点から新倉PA内に延びているコンテナの様な箱は外環大泉の先をシールドトンネル工事で掘り出される、掘削土をベルトコンベアで運んでいるんです。

大泉JCT~東名JCT区間の工事は1966(昭和41)年、東京都によって都市計画が決定しました。元々は、いわゆる“高架方式”での高速道路建設という計画でしたが、用地取得をめぐる問題など、大小さまざまな壁が立ちはだかったのです。時は流れて2007年、地上部への影響を抑えるべく地下方式へと計画が変更されました。
そして当初の計画からおよそ50年たった2017年2月19日、ようやく本線トンネルを掘削する工事が始まりました。
今回の工事は、地下約40mの場所で行われています。いわゆる“大深度地下”と呼ばれるもので、2001年に施行された『大深度地下の公共的使用に関する特別措置法』による地下利用の新概念です。これによって、トンネル工事に関しては法に基づいて行うことができています。
今回、最大の特徴が“日本最大径のシールドトンネル”を使用するということです。完成すると片側3車線、合計6車線の道路となります。

大泉側から掘進する本線シールドトンネル工事に伴って排出される掘削土をスムーズに搬出するため、既存の外環道を利用して約5.5kmにも渡ってベルトコンベヤ(ベルコン)を設置し、和光北ICに隣接する埼玉県の下水処理場(新河岸川水循環センター)敷地内に設けられた掘削土仮置き場まで運搬する。こうした長距離、しかも本線構造物上を使用してのベルコン設置による掘削土の運搬は「例がない」
ベルコンは、外環道の本線部(約4.8km)は現在の片側3車線を確保しつ、中央分離帯側にベルコン設置幅を確保した。
外環本線が3車線を有し比較的幅員に余裕があったことや、既設の外環道に隣接する埼玉県の下水処理場を発生土仮置場として利用することが可能となるなど条件が整ったため、外環本線にベルコンを整備し仮置場までベルコンで運搬することで、工事車両の輻輳対策やダンプトラック台数の削減を行う計画を立て実行している。
新倉PAから掘削土仮置場まで(約0.8km)の間は、新倉PA内を通過し外環道高架橋の下を経由して掘削土仮置場に至る。
開通すれば、関越道~東名高速道路を今まで、環八で1時間かかったルートを12分に短縮、出来るそうです。
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