飯島企画業務日誌

映画『21世紀の資本』

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おはようございます😉

 

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映画『21世紀の資本』
3月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開!
『ウォール街』『プライドと偏見』『レ・ミゼラブル』『ザ・シンプソンズ』『エリジウム』…。
700ページを超える原作本とは異なり、映画版『21世紀の資本』は名作映画や小説などをふんだんに使い、過去300年に渡る世界各国の歴史を”資本”の観点から切り取ってみせる。世の中が成熟すると資本主義は平等になる、というクズネッツの定説をひっくり返した原作者”トマ・ピケティ”は、「現代は第一次世界大戦前の不平等な時代に戻ってしまっている」と警鐘を鳴らす。
日本でも大きな社会問題となっている「格差社会」の真相を分かりやすく描いた、唯一無二の”学べる”映画。ピケティ自身が映画の監修・出演をこなし、世界中の著名な政治・経済学者とともに本で実証した資本主義社会の諸問題を映像で解説。・世の中に『渦巻く格差社会への不満や政治不信。誰も正しく教えてくれなかった本当の答えがこの映画にはある。ピケティとの共同作業で、ニュージーランドを代表を代表するヒット監督ジャスティン・ペンバートンが描く、目からうろこの驚きに満ちた103分。・昭和の高度経済成長や平成のリーマン・ショックは何だったのか?21世紀を生きる日本人必見の経済ムービーが登場。
■ストーリー
ピケティは、時はフランス革命に遡り、植民地主義、世界大戦、数々のバブル、大恐慌、オイルショック、リーマンショックなど、300年に渡る歴史の中で社会を混沌とさせた出来事と経済の結びつきを紐解いていく。
──今まさに、歴史は繰り返されようとしている。
如何にして我々は経済の負のスパイラルから抜け出せるのか?ピケティを始め、ノーベル経済学受賞のジョセフ・E・スティグリッツ、ジリアン・ラット、イアン・ブレマー、フランシス・フクヤマ他世界をリードする経済学者が集結。世界中の経済・政治の専門家たちが、膨らみ続ける資本主義社会に警鐘を鳴らし、知られざる真実を暴いていく!
■トマ・ピケティからのメッセージ
わたしは大の映画好きだ。パリでは暇さえあれば散歩がてら近所の映画館に通っている。少なくとも週に2回、ジャンル問わずだ。だからジャスティン(・ペンバートン監督)がこのプロジェクトをたずさえて訪ねてきた時にこう思った、これは「21世紀の資本」の読者以外のさまざまな人々、もっと広範な人々に届けるのにうってつけの方法じゃないか、と。また何より、これは書籍とは別な言語を使って「21世紀の資本」を語るのに最良の方法じゃないか、とも。もちろんわたしは社会科学の言語を信じている、でも同時にそれだけでは不十分であるとも思うのだ。小説やコミックス、ポップカルチャーやアートの言語があって初めて完全なものになるのだと思う。さて、わたしは映画監督にはなったわけではない。わたしは作家であり社会科学者だ。しかしこの映画はわたしの本のすばらしい増補になったと信じている。わたしの本をこうしてスクリーンに届けてくれたジャスティンと製作チーム全員に感謝を贈る。
記事画像公式HP→https://21shihonn.com/
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