飯島企画業務日誌

『おもちゃ』1/3

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おはようございます😉
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『おもちゃ』1/3
手に持って遊ぶものという意味で、古くは「持て遊び(もてあそび)」と言った。 平安時代に「持ち遊び(もちあそび)」となり、近世には「もちゃそび」と訛った。 さらに、「もちゃ」と下略され、接頭語の「お」が付いて「おもちゃ」となりました。
日本で最初のおもちゃとされているのは、お正月にも登場することの多い「独楽(こま)」でした。
独楽の歴史は6世紀頃に「むち」のようなもので叩いて回す「ぶちゴマ」と見られる木製の出土品が出土されており、奈良などからも7世紀から10世紀頃のものと思われる独楽、独楽型の木製品が出土。
こうして出土された独楽と思われるものは「貝合わせ(ひとつの貝殻に合う貝殻を見つける、神経衰弱のような遊び)」とともに貴族の遊びとして親しまれ、宮廷の儀式などに使用されることも。
当時は身分の高い人々による「高貴な遊び」であったのですね。その後日本における独楽は江戸時代に大きな進歩を遂げることとなり、博多では鉄製の心棒を取り入れて長く回る独楽が開発され、こうした独楽は「博多独楽」と呼ばれるように。このほか江戸の子どもたちは巻貝の一種「バイ」を加工した独楽を作り遊んでいたと伝えられ、これが明治中期に入って金属に変化すると現在の「ベーゴマ」に発展しました。
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