飯島企画業務日誌

『 角川武蔵野ミュージアム』

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おはようございます😉

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『 角川武蔵野ミュージアム』
住宅地を抜けると突然、眼前が開け、巨大な石の塊が出現する。 古代の巨石遺跡か、宇宙からの巨大隕石か。あるいはゲームのダンジョンのような、現実離れした光景は、私たちに未知の世界との出会いを予感させる。「角川武蔵野ミュージアム」が埼玉県所沢市に8月1日、プレオープンした。
花崗岩2万枚を手で切り出し、職人が斜め上方向に積み上げた石の館は、現実離れした存在感を放つ。外壁に使われた花崗岩は実に1200トン。その圧倒的な量感には、大地のエネルギーが表現されているという。外観に石を選んだのは、古代からの信仰対象である「聖なる岩」を復活させるためだ。荒い仕上げの花崗岩の巨大な壁に近づくと、どこかの遠い国の聖地を想起させる。
巨大な石の内部には、どのような迷宮が広がっているのだろう?
1階から5階までで構成される。1階ではまず、1000㎡というメインの展示空間である「グランドギャラリー」や、「マンガ・ラノベ図書館」が来館者を出迎える。
2階にはカフェやミュージアムショップ。
”2020年秋以降オープン予定”の3階には「EJアニメミュージアム」、4階には荒俣さん監修の「荒俣ワンダー秘宝館」と松岡さん監修の「エディットタウン」
貸し出しはしていないが、館内ならどこでも持ち出しと閲覧が可能。本と出会い、遊べる、これまでにないモデルの「図書館」になりそうだ。
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最後に、角川武蔵野ミュージアムの目玉である「本棚劇場」。4階から5階の層を吹き抜けにした巨大空間で、高さ約8メートルの天井近くまで伸びる書架に囲まれている。ここに配架予定の蔵書は約5万冊。11月にオープンすれば、360度、見渡す限り本の海になるだろう。また、「劇場」らしく、書架を背景にしたプロジェクションマッピングも上映する。本とデジタル技術の融合により、新たな世界へと訪れた人を案内する仕掛けだ。
「世界中の人々が子どもの頃から普通にやってきた『想像と連想と空想」の原点に立ち返る場」とする。不思議な建物の中で、迷宮のような本の空間に遊び、さまざまな展示物で空想の翼を広げる。
角川武蔵野ミュージアムでは、そんな体験が期待できるのでないだろうか。
角川武蔵野ミュージアムHP→https://kadcul.com/
記事画像https://m-huffingtonpost-jp.2020年08月03日 15時14分 JST | 更新 2020年08月03日 15時15分 JST
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