飯島企画業務日誌

雛人形

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おはようございます😉

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明日で2月も終わりますね。

3月になると3月3日にひな祭りがあります。

もう雛人形を飾っているお家もあるのではないでしょうか。

 

まず、なぜ雛人形を飾るようになったのか。

昔は乳幼児の死亡率が高く、子供が無事に成長できるかどうかは、神のみぞ知る事柄でした。そのため穢れを移す身代わりの人形を子供の枕元へ置いて、災厄を祓う風習がありました。身代わりの人形には立ち姿をした「天児(あまがつ)」と、這っているような姿をしたぬいぐるみの「這子(ほうこ)」があります。
また、雛人形の原型となった「立ち雛」は厄を祓って水に流した「ひとがた」を立体化したものとも言われています。のちには上巳の節句に子供の穢れや厄を移した雛人形を川へ流す「流し雛」の風習も生まれました。

やがて時代と共に、雛人形は立派で豪華絢爛なものになります。そのため、雛人形を川へ流すのではなく、これを「飾ること」で厄を祓う形へと変化していきました。
すなわち雛飾りには、子供が健やかに育ち幸せになって欲しいと願い両親の祈りが込められているのです。

 

雛人形をいつまで飾る?

いつまで雛人形を飾るかについて、特に決まりがある訳ではありません。雛人形は子供の成長を見守ってくれる守り神のような存在。親にとって子供はいくつになっても心配な存在ですから、ずっと雛人形を飾り続けても問題ありません。

昔は、結婚した娘は嫁ぎ先に雛人形を持参し、「嫁の雛」と称してこれを飾る風習もありました。したがって結婚後に雛を飾ることも全く問題はありません。
ただし、いつまで雛を飾るかは、それぞれのご家庭で決めるものと言ってよいでしょう。お子様の中学校卒業や、成人式など、どこを成長の区切りとするかは、おのおのの家の考え方次第。もちろん、結婚までを区切りにするというご家庭もあります。

 

引用文献

https://www.yoshitoku.co.jp/hina/column/manner/dolls-daughter-age『雛人形を飾る意味とは?雛人形の起源や何歳まで飾ればよいのか?  雛人形(ひな人形)・五月人形の吉徳/人形は顔がいのち 2021.2.27 11:00』

 

 

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