飯島企画業務日誌

『鉛筆』

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おはようございます😉

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『鉛筆』
小学校の入学式が終わり、子どもが本格的に勉強に取り組み始める時期になった。勉強に使う鉛筆は、40代の自分が子どもだった頃はHBやB。だが、子どもがいる同僚に聞くと、最近は2Bから6Bが主流で、10Bや12Bという鉛筆もあるという。なぜこれほど濃くなっているのだろう。(崎長敬志)
鉛筆の濃さは、日本産業規格(JIS)によって、9Hから6Bまで17種類に分類されている。Hはハード(硬い)、Bはブラック(黒い)を意味し、黒鉛の量が多いほど黒く濃い。だが、この規格を超えた鉛筆が次々に登場している。「文具のヤマモト」では、三菱鉛筆の「ハイユニ」の10Bや、ドイツの文具メーカー「ステッドラー」が2019年に発売した12Bも販売している。10Bや12Bの鉛筆を友達に見せて「この鉛筆はこんなに濃い」と自慢する子どももいるらしい。小学校低学年の硬筆書写の用紙はマス目が大きいため、字がはっきり見えるように濃い鉛筆が使われているのだという。だが、勉強の際にノートに文字を書く鉛筆も濃くなっている。小学校が入学前に行う保護者向け説明会でも、準備する文具として2B~6Bの濃い鉛筆が指定されることが多い。東京都内のある小学校では、新入生が用意する鉛筆を2Bと指定している。
「子どもの筆圧が落ちていることが背景にあるのでは」と推測している。鉄棒などで体を動かして遊ばなくなって、室内でゲームで遊ぶようになったために体力が低下。筆圧が弱くても書きやすいように、芯が太くて軟らかな鉛筆が人気になってきたのではないか、という見立てだ。
引用記事画像https://www-yomiuri-co-jp.cdn.ampproject.org/v/s/www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20210429-OYT1T50134/amp/?amp_js_v=a6&am 『子どもに人気は「規格外の10B鉛筆」…文字が太く、見栄えがいい 読売新聞 2021.5.5 5:00』
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