飯島企画業務日誌

便利な言葉『OK』

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おはようございます😉
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便利な言葉『OK』
日常的によく使われている英単語「OK」は、前のめりに同意する「OK!」から、さほど乗り気ではない「ああ……、OK」、さらに「OK、それで……」のように話題を変えるための前置きに使うなど、ありとあらゆる場面で「OK」と言うことができます。さまざまな意味を持つ便利な言葉ですが、英語圏のみならずブラジルやメキシコなどでも同じ意味で使われているほか、日本でも広く一般的に使われています。そんな幅広く使われている「OK」は、一体何の略語でどのようにして生まれたのか?
初めて「OK」という単語が印刷されたのは1839年のボストンの新聞で、当時の記者が冗談まじりに「All Correctを」(すべて正しい)を表わす略語として書かれていたそうです。現代でも略語はありますが、当時は略語のほかに頭文字を別の読みができる単語に置き換えた略語が流行しており、OKは「Oll Korrect=All Correct」から生まれたと考えられています。
1840年の合衆国大統領選挙に立候補したマーティン・ヴァン・ビューレン第8代大統領は、当時「Old Kinderhook」の愛称で呼ばれ、支持者たちがビューレン氏の愛称の頭文字に「Oll Korrect(全て正しい)」という意味を込めて「OK」の言葉を使いました。選挙が煮詰まるとビューレン氏の対抗馬であるウィリアム・ハリソンの支持者たちが、「OK」の語源を「Out Of Kash(一文無し)」「Oufully Konfused(ひどい混乱)」「Ouful Katastrophe(ひどい災害)」であると指摘した経緯があり、意味は違えど「OK」が多分に使われたことから、人々の間に強く浸透して現代まで残るきっかけになったそうです。
もうひとつの要因としては「電信」の登場が挙げられます。当時の電信通信士は、信号が届いたことを確認するときに「メッセージ到着」「問題なく動作しています」「YES」といった意味合いで「OK」を使っていたことがわかっています。そこから数十年後、たった2文字で多くを言い表すことができる「OK」は一般的に広く使われるようになりました。
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