飯島企画業務日誌

『レジリエンス』

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おはようございます😉
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『レジリエンス』
ストレス対処にも有効とされるレジリエンスは近年、後天的に習得可能な能力として、ビジネスパーソンの能力開発にも活用されています。ここではレジリエンスによって期待できる効果や高める方法の一部を紹介します。
レジリエンスとは逆境にさらされたり、新たな挑戦をするときに、強いストレスやプレッシャーを乗り越え、それを糧にして成長する力を指します。
日本語では「逆境力」「再起力」「折れない心」などと訳されことが多く、負荷がかかってもおれずに曲がりもとに戻る竹のようなしなやかさや、押しつぶされても復活するタンポポのような力強さをイメージするとわかりやすいかもしれません。
喜怒哀楽が激しいと精神的疲労もたまりやすく、状況に応じた適切な行動をとるのが難しくなります。レジリエンスが高い人は結果がきちんと出るまで一喜一憂せず、はやる気持ちを抑えて適切な行動を取ることができます。
確信のないまま「成功した」などと思い込み、ぬか喜びに終わってしまったり、結果が出る前に「失敗した」と途中で投げ出してしまうことがありません。
課題と向き合った時、自分はそれをうまく実行できるという自信や期待を自己効力感と言いますが、レジリエンスが高い人は自己効力感を充分に感じることができます。
周囲の応援や励ましに、ありがたみを強く感じているのもレジリエンスの高い人の特徴です。人が苦境を脱するのはなにより同じ価値観を持つ仲間の手助けによるところが大きいです。
モチベーションの低下など感情の落ち込みは、早めに底打ちさせるのが重要です。ネガティブな感情は健康面に影響したり、役に立たない行動を誘発しやすいもの。人の感情はおおよそが経験による「これはこうあるべきだ」などという思い込みをもとに形成される場合が多々あります。その思い込みに気付き、矯正したり捨てたりするなど感情をコントロールする術を身につければ、レジリエンスはおのずと高まっていきます。
レジリエンスを高める資源は主に「感情・情動コントロール力」「自己効力感」「自尊感情」「良い人間関係」「楽観性」の5つと言われています。失敗など感情の落ち込みがあっても、これらの資源が豊富な状態だと、「私にはこれだけ強みがある」「周囲にこんなにも支えられている」などと立ち止まって思い込みをコントロールしやすくなります。
レジリエンスを身に着け体と心の健康を保てば、適切な行動やその後の成長にもつながるはず。

記事https://hr-trend-lab.mynavi.jp/column/human-resource-development/resilience-hrd/1151/ 『レジリエンスとは?折れない心で逆境もパワーに HR Trend Lab 2021.09.11 05:00』
画像https://www.adeccogroup.jp/power-of-work/169 『アフターコロナを生き抜く「レジリエンス」を高める7つのポイント THE ADECCO GROUP 2021.09.11 05:10』

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