飯島企画業務日誌

『君たちが忘れてはならないこと』 未来のエリートとの対話 佐藤優

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おはようございます☀️
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『君たちが忘れてはならないこと』
未来のエリートとの対話 佐藤優

エリートとして心得るだけでなく、よりよい人間として振る舞うための学びへの態度について学べと言う佐藤氏の言葉
学ぶことに意味を見出すことがどれほど大切か、また偏った知識ではなく「総合知」の獲得が
社会に出た上で必要かつ学ぶ意義を明確に伝える
「椅子取りゲーム」に参加せず、自分を突き放して見て世界を俯瞰的に見ること
私は佐藤氏と灘高生の「質問」と「答え」を読んでいて自分自身がいかにも無知だと疲弊した
「エリート」と言われる言葉はあまり好ましくないが高校生で佐藤氏と対等出来る知識が羨ましく感じた
我々を拘束している文化を理解し、それに適応した行動をする時に、初めて現実に影響を与えることが出来る
自分と見解が合わない時には相手の思惑の背景を考える
組織で働く以上、自分の良心に従う為には、自分の責任で上手く鈍感力を使うか嘘をつかずに上手くやる
幅広い教養を身につけ、正しい順番で身をこなす
経験を重ね自分を客観視し、いろいろなタイプの人間を知ることで、人の気持ちになって考える
人間の適正は早い段階では分からないことも多いので自分の知識に幅と余裕を持たせておくこと
日本のエリートの弱さを知ることは、日本の弱さを知ることでる
あらゆる産業社会の場でその驚異的なポテンシャルが注目されています
AIの技術的特異点を迎える時期がそう遠くないとの見解ですが科学技術を倫理観をもって使いこなすのは人間です
彼らの知性が利己的な目的に費消せず、社会や国家を引っ張って行ってほしいと思います
最後に佐藤氏の恩師「柏木正夫」先生の言葉
「佐藤君は今は稼ぎが無い。僕には経済的に余裕がある。今は僕が払うから、将来、佐藤君に経済的余裕が出来た時に、若い人達におごってあげれば良い」
更に
「佐藤君、これからの人生で、筋を通すことが難しい事もある。逃げなくてはならない事もある。重要なのは、逃げたと言う事実を覚えていることだ。逃げたにもかかわらず、何か理由をつけて自分の弱さを合理化してはならない」

世代間の贈与の連鎖を作り出す事が社会を強くする
過去は過去として受入れ真摯に向き合う
学知だけでなく、このような人間性(味)が必要なのですね
我々、日本社会の中で若者の活躍が日頃ニュースで伝えられている現在、未来に希望が持てるのではないでしょうか。

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