飯島企画業務日誌

「葉祥明」阿蘇高原絵本美術館

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おはようございます☀️
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(画像の引用先は、画像内に記載されています)
「葉祥明」阿蘇高原絵本美術館
日本の絵本作家、画家、詩人であり本名、葉山祥明、現在73才で 熊本県熊本市出身。
2002年 熊本県阿蘇郡長陽村(現在の南阿蘇村)に葉祥明阿蘇高原絵本美術館を開館。
当時の旧長陽村(後に南阿蘇村)の村長が、阿蘇の自然が乱開発されることを心配して、景観を生かした美術館の建設を葉さんと弟の葉山祥鼎(しょうてい)さん(70才)に頼んだのがきっかけ。当時、神奈川県鎌倉市にある「葉祥明美術館」を運営していた葉山(弟)さんが館長として赴きました。
熊本で生まれ育った葉さん兄弟は、幼い頃、よく父と阿蘇を訪れ、牧野の中で遊んだ。それが葉さんの絵の原風景となっています。葉山さんも絵を描いていたが、「(兄と)同じことをしても」と写真家の道へ。人気作家になった兄のプロデュースも始めた。
思い出の場所で、葉山さんは自分で牧草を刈って道をつくったり、木を植えたりして、美術館の庭をメルヘン画の世界に変えていった。幼い兄弟を育んだあの原風景が広がる世界です。
美しい自然の風景画で知られる。広々とした草原と透明感あふれる青空に、家や木、人や動物などが点在している風景が特徴。鮮やかな色彩によって、広々とした風景をシンプルに描きます。
絵本を作る時のこだわりは、しっかり考えられた構図、柔らかいタッチ、きちんとしたデッサン、豊かなイメージの世界、そして深い主題をシンプルに描くこと。
彼の絵に特徴的などこまでも広がる地平線は、彼の原風景である故郷のこの熊本・阿蘇から来ており、阿蘇は彼の絵の核・コアになる部分、スピリットの場所だと語っています。
画材は不透明水彩絵の具を使って、(以前は、生産中止になった絵の具「ルーブル」、その後は「デザイナースカラー」を使用。筆は、ディテールの小さいものは面相筆、細かな部分以外は油絵の具用の筆を使用しているそうです。
絵本を通じて伝えたいことは、この世界の美しさ、人生の深さ、いのちの輝き、そして生きる歓びで、とりわけ『動物』『子ども』『女性』。ずっとこの世の中で弱者として抑圧されてきた存在を、自身の人生、絵本、絵画のなかでは大切にしています。
この様な絵画の原風景を現在の自然の中に再現しました。
ポストカード、ぬいぐるみ、タオル等々、様々な可愛らしいグッズも販売されています。
出来れば阿蘇高原の自然風景をベンチに座って眺めたいですね♪
阿蘇高原絵本美術館→https://www.yohshomei.com/shimaikan/index.html
北鎌倉美術館→https://www.yohshomei.com/
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