『黄道12星座』14/14
おはようございます😉
『黄道12星座』14/14
魚座(うお座、Pisces)北の魚と西の魚がα星アル・レスカ(結び目の意)で結びつけられている星座、現在の春分点■由来
昔、神々がナイル川のほとりで宴会を開いていた。羊飼いの守り神である牧神パンは角笛を吹いていた。そこに、 突如として怪物テュポンが現れた。 驚いた神々は姿を動物に変えて、皆逃げていった。 美の女神アフロディーテとその子エロスは慌てて魚に姿を変え、
川へ飛び込んだ。何度もはぐれそうになった二人は、 互いの尾をリボンで結び、 どうにか逃げ切ることができたのだった。その時の「 リボンで結ばれた二匹の魚」が、 天で輝く魚座の由来となったのである。 ◆ひとこと
最後もまた出てきましたね。怪物テュポン。全宇宙を破壊したのに逃げる必要があるのか?とは思うのですが、 とにかく逃げ切れてよかったですね。
しかし、夜空の星を見て「二匹の魚をリボンで結んだような形だ」と考えた昔の人の発想力はすごいもんです。 普通は到底そんなこと思いつかないですし、 思いついても神話まで作ってしまうというのはすごい妄想力です。 見習う点があるな、と思いますね。
…というわけで、昔の人への敬意を払ったところで、12星座の説明は以上です。 ◆まとめ
星座の由来を紹介してきたわけですが、もともと神話はぶっ飛んだ内容な上に、 それを更に短くぎゅっと詰めて紹介しているので、 よりぶっ飛んだ感じになっています。ゼウスの不倫ネタも含めて、 そのぶっ飛び具合が面白さでもありますが。
現代の小説やら映画、ゲーム、RPGなんかにそのままこういうテイストで話を作るとかない大味 になってしまうので、工夫は必要でしょうね。
ただ、この神話独特の雰囲気をうまく醸し出せれば、詩的な空気感の名作を作れる予感もします。
更にがっつり知りたい人は本を買うのがお勧めです。深すぎて、すべてを語るにはネット上だと厳しい量ですからね…。 ブログだとかいつまんで語るのでも結構な量です。