飯島企画業務日誌

『校則見直し』

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おはようございます😉
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『校則見直し』
今の校則におかしな点はないか。あるのなら、どうしたらいいかを皆で考え、話し合い、納得できるものに変えよう――。
そんな動きが広がる。子どもたちの発案で始まったものもあれば、教育委員会や学校が主導したものもある。きっかけはどうあれ、一番身近なルールを素材に、自分たちで「やめる」「続ける」「新たなものをつくる」を決める営みは、将来の社会の担い手を大きく成長させるに違いない。子どもたちの主体性を引き出し、見守り、助言する。そんな大人の役割について、大人自身が考える事でもある。
中学、高校の厳格な校則の多くは、校内暴力が激しかった40年ほど前に作られた。「頭髪・服装の乱れは心の乱れ」ととらえ、髪形から下着の色まで細かく定めるものが生まれた。生活指導に熱心な学校、イコール安心して子どもを預けられる学校。そう考える保護者が多く、学校選択制の導入に伴う競争の激化も、厳しい校則を是とする傾向に拍車をかけた。これを見直すひとつの契機になったのが、17年に提起された大阪府立高校の頭髪指導をめぐる裁判だ。ゆきすぎと思われる校則が各地にあることに、改めて注目が集まった。人権を侵害するようなことが行われてきた。社会の常識と校則とのズレをどうやって解消するか。
政策に若者の声を反映させることをめざす日本若者協議会は、学校の運営にも子どもを積極的に関与させるよう求めている。主権者教育を重視する文部科学省に異論はなかろう。現場が取り組みやすい環境を整え、その背を押してもらいたい。
引用記事https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S14894039.html『(社説)こどもの日に 校則見直しが問うもの 朝日新聞 2021.5.26 05:00』
画像https://www.nishinippon.co.jp/item/n/672919.amp『「ブラック校則」見直しの動き 下着は白、友人宅外泊× 生徒が議論 西日本新聞me 2021.05.26 05:30』
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