飯島企画業務日誌

『アメリカと中国の覇権争いの中の香港』

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おはようございます☀️
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『アメリカと中国の覇権争いの中の香港』
イギリスの香港、殖民地時代は1841年~1997年の間約150年以上続いた途中、第二次世界対戦で約4年、日本軍に占領去れたが終戦後中国に返還去れることなく、イギリスの統治が再開され、後1997年に特別行政地区として一国二制度の原理の下、この年から50年間はこの体制を守る事を合意し香港は返還されたのです。共産主義の一党独裁政府である中華人民共和国の支配を受けることを喜ばない香港住民を不安に陥れ、イギリス連邦内のカナダやオーストラリアへの移民ブームが起こりました。1989年に北京で天安門事件が発生すると、香港では再び移民ブームが巻き起こり、大部分の香港移民はイギリス連邦の構成国であるカナダのトロントやバンクーバー、シドニーやシンガポールに向いました。
こんな経緯があり今の香港の市民は中国の共産主義と戦っているのです。
次の話しも中国本土の脅威として香港市民を動かす源となにます。
先日ご紹介した”顔認証技術”と”スマートグラス”ですがこの2つの技術を元に中国の警察は容疑者を発見しています。
中国の警察当局が、最先端の顔認証技術を用いて人混みなどで容疑者を発見できるハイテクのサングラスを導入しています。このスマートグラスを導入し、帰省客で交通機関が1年で最も混雑する春節(旧正月)に合わせて導入しました。現在は鄭州駅の入り口で警備に就いている警官4人が装着している。
中国共産党の機関紙「人民日報」によると、これまでに人身売買やひき逃げなどの容疑者7人の身柄を確保した他、偽の身分証明書を保持していた26人を摘発しました。(現在はもっと多いでしょう)
中国当局はデジタル技術を利用した監視システムの構築に力を入れており、このスマートグラスもその一環。そうした監視技術には、虹彩や指紋認証などさまざまな生体認証が使われていて。こうした技術は急速に発展し、顔認証に関してはレストランやスポーツジムなどの商業施設や、公衆トイレなどにおいても需要がある。このサングラスにはスマートフォンに似た装置に接続されたカメラが付いており、容疑者と思われる人物の顔を撮影すると、警察本部のデータベースと照合されるようになっている。データベースは容疑者の氏名や民族、性別、住所といった個人情報を提供する他、撮影された人物が逃亡中の身なのかどうか、さらには宿泊しているホテルやインターネットの使用に関する情報も提供する。
「容疑者引渡し条例」はまだ合意の50年を待たず中国が約束を守らず実行しようとしているのです。
一方でこのプロジェクトに対しては、プライバシー侵害などを懸念する人権団体などから厳しい批判の声が上がっていますが。
世界基準の覇権を争っている中、この国は批判で覆るような国では無さそうですね。

『日本の花火』

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『日本の花火』
日本の夏といえば花火……。
家庭で楽しむ花火といえば、線香花火などの手持ち花火が人気ですね。昔から庶民に親しまれてきた線香花火は、コストと手間の問題からか国産品は1998年頃から一時期姿を消した。つい最近まで、線香花火の生産地は中国製が当たり前のようになっていましたが、日本の風流を知らない中国製は火玉は小さく持ちも悪いので、と言うか日本の企業が安価を求めて形ばかりの商品を生産して来ましたが、最近、また国産の線香花火も増えています。国産線香花火は高価な分、火花が大きく飛び散るうえ火玉が落ちにくいので、はかなく美しい花火を長く楽しみたい人には人気のようです。
花火の歴史は、どのようなものなのでしょうか?
ルネッサンスの三大発明といわれるのは、羅針盤・火薬・活版印刷ですが、実はこれらすべて、中国から伝来したもの。ヨーロッパで改良されてはいるが、端緒は中国にあるのです。花火も6世紀ごろの中国で生まれ、ルネッサンス期のイギリスで発展しました。
日本で花火の製造が始まったのは、鉄砲伝来とほぼ同時期のようです。どちらも火薬を使用するので、花火の技法も鉄砲と一緒に輸入されたのです。
新しいもの好きで知られる織田信長が花火を目にしていたのかもしれず、もし、本当にそうであればさぞかし喜んだでしょう。
江戸時代になって戦がなくなり、火薬の使い道が激減すると、火薬屋たちは花火を扱うようになります。日本最古の花火大会である、隅田川花火大会が始まったのは、享保18年(1733)。当時は「両国川開き」と呼ばれていた。このときに花火を打ち上げたのは、日本最古の花火業者である鍵屋で、万治2年(1659)に売り出した玩具花火のヒットで、繁盛していたと言います。約150年後の文化5年(1808)、鍵屋の番頭が独立して始めたのが玉屋。これ以降は、両国の川開きで、両国橋の上流を玉屋、下流を鍵屋が担当するなど、ライバルとして、さらに発展したようです。ですが「玉屋」の出火で大火事となり玉屋市兵衛を江戸から追放。「玉屋」は廃業しました。つまり、「鍵屋」から暖簾分けした「玉屋」が存在したのはたった35年間だったそうです。現役の頃から「たまや~」の掛け声の方が多く、その後も花火の掛け声の代名詞として現在に至るのはなぜでしょうか?
ひとつは花火の技術が勝っていたこと。もうひとつは、語呂が良いので掛け声を掛けやすかったこと。そして、江戸っ子気質がそうさせたこと。
こんな狂歌があります。
「橋の上 玉屋玉屋の声ばかりなぜに鍵屋といわぬ情なし」情と「鍵」をかけているようです。「玉屋だと またぬかすわと 鍵屋いい」という川柳も残っています。
現代の「鍵屋」はその後もさまざまな花火を開発して日本の花火界をリードし、現在は女性当主が鍵屋15代目として活躍中です。
音にこだわり、日本古来の花火である“和火”復活に力を注ぐなど花火の魅力を高めていますので、ぜひ「かぎや~」と掛け声をかけてあげてくださいね。
しかし花火は、ただ美しいだけのものだけでは無く。日本人にとって火とは、鎮魂の意味を持つことから。お盆の迎え火や送り火を思いだせば、炎は不浄なものを焼き尽くし、闇を照らすものなので、古来神聖なものとされてきた。「日」も「火」も同じく「ひ」と読むように、太陽に等しい存在でもあり、人々が文化的生活を送るために不可欠なものでもある。だから日本人は、死者を尊び、慰めるために、特別な炎を燃やしたのです。

「マリーアントワネット」吉川トリコ”Rose Ⅰ” ”Bleu Ⅱ”

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「マリーアントワネット」吉川トリコ”Rose Ⅰ” ”Bleu Ⅱ”
SNS上の「ネットスラング」(ギャル語?)で描かれ、とても面白く、そして悲しく読みました。少し前のフランスはジレ・ジョーヌ、黄色いベスト運動でフランスは荒れていました。第二次大戦以後におきたフランスのデモの中でもっとも長い期間に渡るものとなり、毎週土曜日に行なわれていました。
燃料税に始まりジレジョンヌ運動とされ騒動となりましたが現在はどうなったのでしょうか?
フランスの国民は国を愛する反面自分たちの生活を守ってくれるのが国のあり方と当然のように考える国民性なのでしょうか。それを考え見ながら、その時代の転換期の王と王妃とするのは簡単すぎますが絶対主君制とは何か?世襲とは、即位とは?
貴族の血を重要とする血筋、国と国との約束事。
アントワネットって、まだ幼すぎなのにフランス王妃になったんだよな〜としみじみ実感しました。しきたりに縛られ、知らない国での孤独。夫との関係もイマイチ。退屈で、生きている心地がしない。実際の本人も、こんな心情で苦しんでいたのだと思う。現代風な口調なこともあり、非常に親近感が湧くアントワネットでした。
現代では、ほとんどが立憲君主制となり政治は憲法に従って行われていますが、この本を読んでいて、 皇室の事を想わずにいられませんでした。
天皇も譲位され新しく皇太子殿下が即位なされて「令和」元年となりました。
皇室の方々を重ね読む中、現代では民間の女性とのご結婚も当たり前のようになりましたが、皇室の儀式に務めなければならない。
自由に出来ない、皇室らしさを貫く圧迫巻。それを皆様、責任と自覚し行い宮廷に従っている事。
去年の、天皇誕生日での天皇陛下のお言葉をテレビで見て陛下が涙ぐみながらお話下さった意味。
今でも皇室のお若い方々の件でも話題となり、やはり全てが自由に出来ない。
美智子様はそれでも 外では一歩下がり、上皇陛下を支えているのでしょう。
ここに生まれたこと、嫁いだだけの事とは言え国民のために生きている覚悟は敬愛しかありません。
可愛らしい絵柄や文体で油断させつつ骨太の物語を描く、肉体的だけでなく、精神的にも成長してくトワネット。
相手のことを知りもしないのにゴシップ記事だけで批判し、憎み、炎上するのは現在も同じです。民衆はいつだって真実ではなく信じたいものを信じている。語り口調は軽いけど、内容は重くて切なかった。

『携帯扇風機と男性用ガウチョパンツ』が大ブーム!

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『携帯扇風機と男性用ガウチョパンツ』が大ブーム!
令和初の夏も猛暑となっていますが、最近、あちらこちらで見かけませんか?スマホを片手に「携帯扇風機」のようなもので、顔を仰いでいる女性(たまに男性)。
4か月で50万台超を売り上げた、 フランフランでは、2018年4月下旬から携帯扇風機「フレ 2WAYハンディファン」(1980円)を販売し始めました。その名の通り、片手で簡単に持ち運べる上、置き型の充電器に接続すると「卓上式扇風機」にもなる。担当者は、販売に至ったきっかけは中国製の「携帯扇風機」がヨーロッパの人々に大ブレイクしているからだそうです。
また、ミニスカートやホットパンツは女性専用の夏場の涼しいファッションアイテムですが、暑がりですぐ汗をかく男性たちにはそういうアイテムが多くはありませんでした。男性用ガウチョパンツの登場で、男性消費者は、礼儀を守った服装で、なおかつ日にも焼けず、熱を発散する効果もあるアイテムを手に入れて、この「ガウチョパンツ」も人気で売れているそうです。
現在は「ワイドパンツ」など他の名称も付いているようです。
欧州大陸も中国と同様、5月から今に至るまで「史上最高の暑さ」の夏が続いている。
家庭のエアコン普及率が5%以下の欧州の人たちにとって、この夏はさらに過ごしにくいものになっている。
このため、欧州の人たちは「温度を下げる神グッズ」を求め、安くて品質が良い中国の扇風機を探し当て、意外なほど売れ行きが伸びているそうです。

「さよなら私のお母さん」吉川景都

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「さよなら私のお母さん」吉川景都
誰だって解っている事、人間は必ず死ぬと言う事。順番を守って自分が先に逝かないだけでも、最低限の親孝行ではないでしょうか?
このエッセイ漫画では、普通の人の普通の親の死をリアルに取り上げていて、作者の方の性格や状況やエピソードも何となく自分と重なる部分がありました。
弱音を吐かず、素晴らしく明るいお母様です。
ですが、病の為徐々に足が弱り歩けなくなって行く。そして寝たきりになり、弱音を吐かなかったお母さんから苦しいと電話がかかってくる。
「母親はいつまでも元気」だと自分の忙しさにかまけて、母親の行きたい所、したい事をその内にね、等と軽くあしらってしまう。
大切な存在である親が病気で余命宣告され、残り少ない命だとしたなら、私たちはどんな風に死と向き合えばいいのでしょう
か。
親の看とり、それは辛い事ですが心良く素直に感謝の気持ちを解ってもらい逝ってもらいたい。
その様な事実を感じて貰えれば良いと感じました。
それには、今しか出来ないことをするだけです。

『子ども実用書』

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Little boy in library

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(画像の引用先は、画像の中にurlが記入されています。)
『子ども実用書』
学校の勉強だけがすべてではない!マナーや生き方を学べる子ども向け実用書が大人気!
『実用書』と聞くと大人が読むものというイメージがありますが、最近は子ども向けの実用書が登場していることをご存知でしょうか?
生活に必要な技術を子どもの内から習得してほしい・したいという親子の支持を集めており、高学年向けだけではなく低学年向けのものも多く出ています。
子ども向け実用書は人気が高まり、ここ数年程で急激に種類が増加し、書店にも数十種類の実用書が並んでいます。
ブームの火付けとなったのは旺文社が2015年7月に発売した「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズで、一番の売れ筋ともなっています。当初発売されたのは「整理整頓」であり、その後テーマは25種類に増え累計発行部数は170万部を突破しています。発売に至った背景として同社は、教科外の勉強を軸とした子ども向け実用書を作ろうという話から、人間力・生きる力が身につくように子どもをもつ親が気になるテーマを取り上げ、親のストレスを解消できる本を発行したということです。
内容も、小学生の主人公が基本的な生活習慣を学ぶ様子が漫画によって描かれていて低学年でも読みやすく、登場するキャラクターにファンがつくほどとなっています。
また、ここまで人気が高まった背景として、学校が教科指導に力を入れることで生活指導まで手が回らないことや、塾や習い事により放課後の遊びが少なくなることから時間の管理・人間関係などを学ぶことがかつてのように出来なくなっていることが大きいとされています。
小学生の子どもを持つ親が悩んでいることをテーマにし、親にも子にも解決のヒントを与えてくれます。「自分を知る」「相手を知る」「世の中を知る」の3つのカテゴリーでテーマを決めており、「整理整頓」や「友達関係」などの定番の悩みから、「ステキになりたい」「カッコよくなりたい」「夢のかなえ方」などの要望を叶えるようなテーマ、「時間の使い方」「勉強が好きになる」「身近な危険~防災と防犯~」など親が読んでほしいと思うようなテーマなどさまざまです。
新刊も続々発売されており、親子で読んでみたいと思う内容が必ず見つかるはずです。
テレビでもおなじみの教育学者、斎藤孝が厳選しこども向けに訳したシリーズで、テレビ・雑誌などの各メディアでも度々紹介されています。「こども孫氏の兵法」「こどもブッダのことば」「こども武士道」「こどもドラッカーのことば」など、大人にも一見難しく感じる内容が分かりやすく書かれています。世の中を生き抜く力のヒントがあふれており、親子で繰り返し読みたい内容です。
「君たちはどう生きるか」は子ども向けの哲学書としても人気が高まった、代表ともいえる売れ筋本です。1937年に書かれた教養小説が漫画化され、2018年に大ベストセラーとなりました。人間としてあるべき姿を追い求めるストーリーは、子どもだけではなく、子どもをどう育てていいか自信が持てない親にも読んでほしいと言われ、実際大人にも人気となっています。約80年前に書かれたにもかかわらず、現代人が抱えるさまざまな問題にも通じる色褪せない内容となっています。
子ども向け実用書は、新たなカテゴリーとして定着する傾向にあります。今まで知らなかった方は、是非一度書店で手に取ってみてはいかがでしょうか。

「あやしい人」ってどんな人?画像引用https://www.obunsha.co.jp/news/detail/434

『アートのお値段』

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(画像の引用は、画像内にURLを載せています)
『アートのお値段』
8月17日ユーロスペース 他 全国順次ロードショー
バンクシーが1億5000万円の絵を落札の瞬間に細断したり(東京都は防潮扉の落書きを都庁で公開)、ジェフ・クーンズのステンレス製のウサギの彫刻が存命のアーティストでは史上最高額の100億円で落札されたりと、日本でもアートオークションの話題がニュースを賑わすようになりまた。昔は亡くなった芸術家の作品が多く高値をつけましたが取引される作品が無くなって存命のアーティストに矛先が向いて、今やアート作品は株や不動産のように投資の対象となり、世界のアート市場はかつてないバブルに湧いるようです。世界各地でアートフェアやオークションが行われ、企業がアーティストとコラボする。私たちの生活でもアートを目にすることが増えてきました。その一方では投機目的で購入され、倉庫の暗闇に眠る作品もある・・・。
だけどいつからアートが商品になったのか?誰が何のために買っているのか?そもそも、アートの値段(価値)って何だろう?
誰もが抱くそんな疑問を美術界の有力者たちにダイレクトに投げかけながら、アートとお金の関係を探るドキュメンタリー。情熱的なオークショナーや、時代を創るギャラリスト、バブルを憂う評論家に、アートに魅入られたコレクターや超一流アーティスト。
彼ら十人十色の価値観がせめぎあいながらも共存するめくるめくアート市場の舞台裏を覗く。YouTube→https://youtu.be/sThDiaD8y1E

『アートのお値段』
8月17日ユーロスペース 他 全国順次ロードショー
バンクシーが1億5000万円の絵を落札の瞬間に細断したり(東京都は防潮扉の落書きを都庁で公開)、ジェフ・クーンズのステンレス製のウサギの彫刻が存命のアーティストでは史上最高額の100億円で落札されたりと、日本でもアートオークションの話題がニュースを賑わすようになりまた。昔は亡くなった芸術家の作品が多く高値をつけましたが取引される作品が無くなって存命のアーティストに矛先が向いて、今やアート作品は株や不動産のように投資の対象となり、世界のアート市場はかつてないバブルに湧いるようです。世界各地でアートフェアやオークションが行われ、企業がアーティストとコラボする。私たちの生活でもアートを目にすることが増えてきました。その一方では投機目的で購入され、倉庫の暗闇に眠る作品もある・・・。
だけどいつからアートが商品になったのか?誰が何のために買っているのか?そもそも、アートの値段(価値)って何だろう?
誰もが抱くそんな疑問を美術界の有力者たちにダイレクトに投げかけながら、アートとお金の関係を探るドキュメンタリー。情熱的なオークショナーや、時代を創るギャラリスト、バブルを憂う評論家に、アートに魅入られたコレクターや超一流アーティスト。
彼ら十人十色の価値観がせめぎあいながらも共存するめくるめくアート市場の舞台裏を覗く。YouTube→https://youtu.be/sThDiaD8y1E

『オリンピックと大人の事情にお金の力』

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(画像の引用は、画像内に記載されています)
『オリンピックと大人の事情にお金の力』
昭和39年の東京オリンピックは10月10日から開催されましたが、本当は来年のオリンピックも夏の暑さが落ち着いた秋に開催したいのですが、こんな事情があります。
米放送大手NBCユニバーサルはオリンピックの放映権を2024年~2032年まで新たに獲得したと発表しました。NBCの親会社であるケーブルテレビ最大手コムキャストと国際オリンピック委員会(IOC)が合意した。取得金額は約76億5000万ドル(約7800億円)。NBCは放映権を今回の合意で夏冬合わせて合計6回分の大会が新たに放映できるようになります。
前回のNBCは2014年ソチ五輪から夏季を含めた10大会の米国向け五輪放映権を計120億3000万ドル(約1兆2900億円)で取得していて2020年の東京オリンピックまで続いている。 放映権料は国際オリンピック委員会(IOC)の大きな収入源となっている。
日本の放送局連合は275億円その他、各国もIOC(国際オリンピック委員会)に放映権料を支払います。
このNBCの放映権料は全世界の50%以上でIOC全収入の約4割を1社で支払っている計算なので発言権が強くなります。
アメリカ(NBC)の4大スポーツ、シーズンは9月・10月から始まり、欧州ではクリケットやサッカーのシーズンではない合間の時期。
JOC(日本オリンピック委員会)はこの無言の圧力により(IOCが日程を定めたと言う話しも有り)自から立候補し開催計画の概要を記した「申請ファイル」に開催期間をオリンピック「2020年7月24日から8月9日」パラリンピック「同年8月25日から9月6日」とIOCに提出しなければ日本の開催は無かったかもしれない。
大金を積める国やスポンサー企業がないとオリンピックを招致できないのが現実となっているようです。
時間までもアメリカで人気のあるスポーツだけをアメリカのゴールデンタイムにされるのです。また、欧州も同様で人気種目は配慮されます。
IOCは贈収賄などの問題が度々報道されますが東京オリンピックでも「コンサルタント料金」としてJOC前会長の竹田恆和氏はフランス捜査当局に贈収賄容疑で捜査の開始を決定し、それを受け「会長辞任は避けられない見通し」と報じられ2019年3月19日、6月の任期満了に伴い、日本オリンピック委員会(JOC)会長を退任すると表明しました。 また、国際オリンピック委員会(IOC)委員を辞任することも明らかにしました。
国内メディアはこの裏金疑惑について、そして電通の関与について、まったくといっていいほど報じませんでした。
その理由は、言うまでもなく電通がマスコミ最大のタブーだからです。広告収入に大きく依存するテレビ局はもちろん、新聞、雑誌などあらゆるメディアにとってアンタッチャブルな存在であることは説明するまでもないでしょうね。
そして、大会組織委員会の室伏広治スポーツ局長(元、ハンマー投選手)は「会場で生で見る人よりも世界中でテレビを見る人の方が多い。バランスよく決めていく必要がある」と話しているそうです。
選手や観客に迷惑、負担をかけないように、もっとも良い季節を選ぶのが主催国の礼儀とアマチュアリズムの精神であり、最高の「おもてなし」となるのではないでしょうか?

スポーツの祭典なんて名ばかりで、いつの頃からか商業主義になってしまったのでしょうか?

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
「みかこさん」は福岡市 生まれで貧困家庭(自称)の出身でパンク好きが高じて、アルバイトでお金を貯めると度々 ロンドンやダブリンに渡英し最終的にブライトンに住み日経企業に数年勤務し、その後フリーとなり翻訳や著述を行う中、アイルランド人の夫はロンドンの銀行に勤務していたがリストラされ、自身が子どもの時にやりたかった大型ダンプのドライバーとなっていた。この二人の間に一人息子(Mix)が生まれるとみかこさんは「子ども嫌い」が”逆転”し子育ての喜びに目覚めて、英国で保育資格を取得し勤めていた無料託児所で英国の緊縮財政で潰れるのを経験し、反緊縮を強く考えるようになります。
この本の中では名前で呼ばれず「息子は息子」そして「夫は配偶者」と呼んでいる。
この息子さんは2014年のイタリア映画「ラスト・サマー」で菊地凛子さんの子ども役でも出演しました。「ケン・ブレイディ」くんです。
現在進行形の英国の社会的な問題をこの家族を取り巻く社会の中から浮き彫りにし、その選択を描き出す。(エッセイ)
冒頭の、オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人)の言葉
「老人はすべてを信じる。」
「中年はすべてを疑う。」
「若者はすべてを知っている。」
そこに、みかこさんが付け加える「子どもはすべてにぶち当たる。」は本著の全てを表しています。
イギリスでは5才~11才が小学生で5才から1年生となり中学生は7年生からで高校生も引き継いでステージが上がって行きます。
息子の親はカトリックの洗礼を受けていて夫の家系も敬虔なカトリックだった為、夫婦はそれに従いなんとなく、しかも運良く、息子をカトリック校(市のランキング1位)に進学出来た。
本来ならば、中学校もカトリック校に進むのだが、息子は地元の「元底辺中学校」を選んだ。
そこは「ホワイト・トラッシュ」(白い屑)と言う差別された「白人労働者階級」の子ども達の多くが通う、元荒れた学校だったが近年、学校 教師の様々な取組で現在はミドルクラスの学校となっていました。
そこで色々な問題と息子が「ぶち当たって」行きます。階級社会の英国でも格差が広がり、移民の中でも差別がある事。人種差別だけでなく、格差やDV、いじめやジェンダーなど、思春期の子どもの日常からの親子の会話が秀逸で楽しい。著者の軽妙な語り口と地に足ついた行動も魅力的。
「タンタンタンゴはパパふたり」と言う絵本はイギリスの保育業界ではバイブルとされLGBTの存在を早期教育している。
差別が厳しい現実の中で11歳の少年が自分のアイデンティティを考えながら成長していく様子には頷かされます。
分断とは、幾つも在るアイデンティティーの一つを他者の身にまとわせ、自分の方が上にいるのだと思えるアイデンティティーを選んで自身にまとう時に起きるものなのかも知れない。
日本とは違う文化や考え方の違いがあってそれが面白かったり少しショックを受けるようなこともあったり。中学生にしてこんなに思慮深く聡明で公正な視点が持てるのかと驚きます。
「it takes a village.」子育てには一つの村が必要で子どもは村全体で育てるものだと言う昔の日本のようです。
「誰かの靴を履いてみる」は自分とは違う立場や意見を持つ人々の気持ちを想像することは「エンパシー」で、また混同されがちな言葉「シンパシー」は、誰かをかわいそうだと思う感情。現在イギリスではエンパシーの時代と教えているようです。
「ソーシャル・アパルトヘイト」(格差が子どもたちの発達に差を生んでおり、加えて、裕福な子と貧しい子が分離され触れ合うことがなく暮らす状態)大きな幼児の問題としている。DVの父親を持つ子どもは「ここまではいいけど、これ以上はダメ」と言う限界を理解していない。
庶民とエスタブリッシュメント(社会的に確立した体制・制度)が子ども達、学校間でも庶民と支配階級が存在する。
そして緊縮財政は「教育者」をソーシャルワーカーにしてしまった。
EUだとかブレクジットだとかと言う大きく華々しい報道の遥か下で子ども達は懸命に生活している。
最後に「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとグリーン。……今のところは。きっとこの色は、これからも変わり続けるに違いない。」と締めています。
本著は月刊誌の「波」の中でみかこさんがエッセイとして書き綴られたものをまとめた本のようなのでまた数年後、更に成長した「息子」ケンくんの様子を伝えてくれるでしょう。

『ASMR動画』ッテ何?YouTube

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『ASMR動画』ッテ何?YouTube
ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)は、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚。 一般的な日本語訳は今のところ存在しないですが、直訳すると「自律感覚絶頂反応」となそうです。
ASMRを感じるきっかけや感じ方には個人差がありますが「バイノーラル録音」が多く効果的に使われています。
「バイノーラル録音」とは、音が聞こえるだけでなく、音の距離感まで伝わり、実際にその場にいるような感覚になる録音技術です。
高音質で臨場感のある「バイノーラル録音」が、ASMRの何とも言えない気持ち良さを実現していて、睡眠導入の補助やストレス解消の為に利用する人が多いそうです。
「音フェチ動画」とも言えますが若者の去年からの人気となっていています。
「ASMR動画」は、YouTubeに多数投稿されていますが、視聴する時はヘッドホンで聴くと効果があるようです。

画像引用
『wondershare 徹底分析!今話題のASMRとはいったい何?https://www.wondershare.jp/review/what-is-asmr.htm

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